Prism 3

プリズムは、迅速かつ正確な残留応力測定性能を飛躍的に向上させた高度な穿孔法です。

Prism3

 

従来の歪みゲージによる穿孔法と同じように、この装置は、ドリルによる穴あけ加工によって生じる部品表面の変位を測定し、穴あけ前に存在していた残留応力を算出します。しかしながら、通常、時間のかかる歪みゲージの貼り付けがなく、ドリル穴のまわりの平均値ではなく、ドリル穴周囲の広い範囲を分析します。プリズムは電子スペックル・パターン干渉計(ESPI)を使用して、表面の歪みを測定します。必要な試料調製は最小限です。

プリズムシステムはサンプル表面から乱反射したレーザー光線を使用して、光学的に表面歪みを測定します。Prismのソフトウェアは測定を管理し、データを収集し、結果およびデータ品質を分析します。

主な特長

  • 最小の試料調製:低い反射率でクリーンな測定面(スプレーペイントが必要な場合あり)。
  • 非接触: 部品への直接の視覚パスのみ; 歪みゲージを貼る必要はありません。
  • <高速:30分以内で広範囲な深さプロフィールを測定。
  • 使い勝手:使いやすいWindowsベースのソフトウェア。
  • 容易な測定: コンピューター制御による自動測定。
  • 材質:XRDが難しいチタンやプラスチックのような素材:穿孔可否によって制限されます。